3月19日(土)守伸二郎先生の和稽古講座

終了しました
3月19日(土)守伸二郎先生の和稽古講座
《テーマ》『思っている身体は、ホントに自分の身体?』

守先生の笑いたっぷりの楽しいお話とともに茶道や和服など和の所作や古武術の動きを通じて、日常生活からスポーツや介護など様々なシーンで身体の使い方や問題を見直し、改善するポイントやきっかけを学んでいきます。

長年過ごしてきた豊かな和の身体感覚を取り戻しましょう!

性別、年齢関係なく、初めての方から経験者まで、どなたでもご参加いただける講座です。
感染予防のため定員が少なくなっておりますので、ご参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。

*連続の講座ではありませんので、初めての方でも気軽にご参加いただけます。
*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。会場は和室です。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。年齢、性別は関係なくご参加いただけます。

■日時:3月19日(土)19時15分ー21時15分

 

〜守先生よりメッセージ〜

通常私達は身体をコントロールし、思い通りに動かしていると思っています。
しかし本当にそうでしょうか?思っている身体の構造どおりに動いているのであれば、効率よく抵抗なくスムースに動くはずですし、壊れたり、痛めたりしないのですが、日常では力感(力が効率よく伝達していない軋轢としての抵抗感を、私達は実感や力感として認識しています)を伴ったり、障害がおきたりする事が少なくありません。
おそらく思い通りに動かしていると思っている身体と、骨格や筋肉などリアルにそして構造的、機能的に動いている身体にズレがあるからではないでしょうか?
日本における武術の型やお茶の所作などは、リアルな身体をもっとも効率よく構造に沿って動かすものだったのかもしれません。
次回の和稽古は皆さんと一緒に思っている身体と、使っている身体にズレはないか?ズレが有るとすればどのように解消していけば良いのかを研究できればと思っています。
皆さんのご参加を心よりお待ち申し上げておりますね。

 

守伸二郎守さん
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。

 

2月27日(日)光岡英稔先生の浜松講習会

終了しました

現在定員に達したため、キャンセル待ちの受付となっています。(1/25)
キャンセル待ちのお申し込みをされた方が、今回キャンセルが出ず参加できなかった場合は、次回の浜松講習会のご案内を優先的にさせていただきお申し込みいただけます。

2月27日(日)光岡英稔先生の浜松講習会

日本韓氏意拳学会代表、国際武学研究会代表 光岡英稔先生による韓氏意拳講習会、及び体験型 武術講座【兵法武学研究会(略称:武学)】を開催いたします。

「韓氏意拳」*キャンセル待ち受付中
11時ー13時30分 *時間が変更になりました

「兵法武学研究会」(略称:武学) *キャンセル待ち受付中
《1部  ビギナークラス-其の一》
14時ー16時30分

《2部 ビギナークラス-其の二》
16時45分ー19時15分
*2部は1部を受講した方のみ参加可能です

 

【韓氏意拳】9:45~12:15

〜光岡先生からのメッセージ〜
浜松では3回目となる韓氏意拳講習会・光岡教室では、前回に引き続き韓氏意拳/意拳の根幹に触れて行く内容を中心に講習を進めて参ります。

・自然に立ち、自然に動く、自然に何かを行うには如何に稽古すればいいのか?
・意拳/韓氏意拳だからこそ習えることとは?
・韓氏意拳/意拳が提示する自然観とは?
・意拳創始人・王向斉の意拳とは?
・韓家で教伝された韓星橋の意拳とは?
・光岡英稔が教え伝える韓氏意拳/意拳でしか習えないこととは?

このように韓氏意拳/意拳ならではの、韓氏意拳・光岡教室ならではの最先端の内容へと踏み込んで行き、私個人の武術経験なども踏まえての指導を行なって参ります。

世の中に様々な武術/武道、ワーク、練習方法などがある中で、韓氏意拳でしか習えないこと、意拳でないと習えないこと、韓氏意拳・光岡教室でないと習えないことを中心に韓氏意拳、意拳、中国武術、武術の根幹に迫って行ければと思います。お楽しみに!!

■講習内容
今回の浜松での韓氏意拳初級講習会 (体験可クラス)では、意拳/韓氏意拳の初級の内容に此れから取り組む人や、今まで韓氏意拳を習って来た人で今後も続けて行く人に必要不可欠な中国武術、意拳、韓氏意拳を行う上で最も重要となる教えを中心に、それらの基礎/基本が如何に極意や奥義へと転換して行くのか!? その辺りのことにも触れて行きながら初級講習会を進めて参ります。

韓氏意拳/意拳、中国文化圏の武術を行う上で “必ず知っておきたい” 中国文化圏における最も基礎的で基本的かつ奥義へと繋がる身体観/身体性についても触れて行きます。

これがないと意拳/韓氏意拳の站樁(タントウ)が站樁になるかどうかの境目などにも触れて行きながら、そこを実際の稽古や形、動きなどを通じて理解して行きます。

こちらは、韓氏意拳や武術/武道の経験が全くない老若男女の初心者から参加いただけます。
お楽しみに!!

講師 光岡 英稔

 

【兵法武学研究会(略称:武学)】

この度3回目となる浜松にて開催する兵法武学研究会(略称:武学、BUGAKU)では、去年の年末に東京にて開催し、全国的に武学界隈で話題となっている『兵法武学研究会〜人間同士、身体と身体、心と心の関係性を知っていくための武術、体術、呪術、言語の関係性』を2022年には全国各地でも今後の武学のテーマとして取り組むべく、今回の浜松での稽古会においても研究テーマの一端として取り上げていきます。

今回は、この兵法武学研究会で私が研究してきた武術/武芸における「体術」「武器術」「呪術」の関係性を武学オリジナルの稽古方法や伝統的な武術の練習方法を通じて、稽古しながら稽古&学習していきます!

武学で習うことを通じて、ちゃんとした関係性を正しいアングル(角度)と距離、間合いで築ければ、比較的安全で後れをとらない良い立ち位置に居ることができたり、逆に間違ったアングルや間合い(距離)に居てしまうと自分が何時も失敗するアングル(角度)と間合い(距離)に自分の身を置いてしまうことになることを知っていきます。

今回は兵法武学研究会の1部、2部を通じて、必ず上手く行く角度(アングル)や距離、間合いの取り方、必ず後れを取ってしまう致命的な角度(アングル)、間違い、距離の違いを理解していきます。

これは物理的には武術的に確かめられ、また、この関係性を結界(呪術)など目に見えない世界に如何に置き換えるか、などにも触れていきます。

『その中に居ると相手の結界の中に入り形が崩れてしまい後れを取ってしまう危険な間合い(距離)と角度(アングル)』

『その結界の外に居ると自分は崩れずに後れを取ることのない危なくない間違い、距離と角度(アングル)』

このようなことも武学オリジナルの稽古方法以外にも『日本の武芸』『東南アジア武術』『中国の武術』また『ハワイアン八卦掌やカジュケンボーのようにハワイで融合した武術』を通じて体感、体認し理解していきます。

このように兵法武学研究会では、異なる流派、体系、型、式、技法により、如何に人間同士の距離を取れば良いのかや、更には人間同士の付き合いに置けるアングル/角度と間違い、距離の取り方の良し悪しなどにも話しを展開して行こうかと考えています。

「上手く行く人間同士のアングルと間合い」
「人間関係が必ず上手く行かないアングル」
「人間同士の間合いと武術の間合い」
「関係性が成立するアングルへの直観の養い方」
「武術、体術と呪術(結界)の関係性」

などなどにもフォーカスを当てて行きます。

あと寒くなってくると、身体が固まりやすく血行も低下し、自発的に自力で保温する力が低下している現代人の身体に必要な自己体温調整機能が必要となります。

兵法武学研究会で行なっている「体術」の稽古は気血の関係や身体の血の巡りを良くしたり、筋が固くなりやすい所が自然とほぐれたり、まとまり無い所が纏まって行ったりと結果として身体が丈夫にしなやかになって行きます。

稽古自体の目的はそうではないのですが(武学、武術/武芸の目的は武術の技法を身につけたり、身体の観覚や感性に従って武術の技や動きができるようなることなので)、そのようなオマケ的なプラスアルファも兵法武学研究会で行う体術の稽古にはあります。

2022年に初めて浜松で開催されます兵法武学研究会(略称:武学、BUGAKU)では新年から此のような内容に取り組んで行ければと考えております。

皆様の参加、お待ちしております。

講師 光岡 英稔

 

180681249_746791289328072_67207074370856213_n光岡英稔(みつおかひでとし)
1972年、岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会代表、および国際武学研究会代表。
様々な武道・武術を学び11年間ハワイで武術指導。2003年2月、意拳の創始者、王郷齋の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い、日本人として初の入室弟子となる。現在、日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。国際武学研究会において自身の武術研究の場である兵法・武学研究会を主宰すると同時に、国内外の武術家・武道家に限らず人間の文化、身体、歴史を経験的に探究されている方々を招いての交流イベントなども主催している。
著書:「身体の聲 武術から知る古の記憶」PHP 他