9月19日(土)守伸二郎先生の和稽古講座(2020)

9月19日(土)守伸二郎先生の和稽古講座*終了いたしました。

《テーマ》「気持ちもカラダも真っ直ぐ気持ちよく!」

韓氏意拳の中級教練でもあり、呉服屋の4代目でもあり、茶道裏千家講師でもあり、武術研究家甲野善紀氏から「大変なアイデアマン!どちらが教えてもらっているか分からない! 日本の宝!」とまで言わしめる守伸二郎先生。

COVID-19の感染症の影響によって、これまで以上に1人1人の生きる力を高めることで、様々なシーンに対応できる身体と心を持つことの大切さを感じます。
失われつつある日本人の文化的身体を体験することで、少しでも現代の生活の中での生きる力を身につけましょう!

講座開催にあたりまして、感染予防には十分配慮して行います。
(少人数=40畳スペースに15名まで、消毒用アルコールの準備、換気など)

*連続の講座ではありませんので、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。会場は和室です。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。年齢、性別は関係なくご参加いただけます。
*少人数の講座ですので参加ご希望の方はお早めにお申し込みをお願いいたします。

<守先生からのメッセージ>
東京や関西ではコロナの第二波が来ていると言われていますね。
先日NHKの免疫特集でワクチンや対症療法の薬のない現状では各人が免疫を上げていく事が一番と結論づけていました。
よく遊び(動き)、よく食べ、よく眠り、そして心的ストレス減らすことが免疫を上げる近道です。
簡単そうでいて、現代人にはとても難しいことになっているように思えます。
気持ちも真っ直ぐ、身体も真っ直ぐスッと地面に立つ事で見えてくるものがあるかも知れません。
皆さんとお会いできます事を楽しみにいたしております。

守さん守伸二郎
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。

■日時 9月19日(土)19:15ー21:15
■受講費 3000円 (当日会場にてお支払いください)

8月9日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会(2020年後期)

8月9日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会(2020年後期)*終了いたしました。

甲野陽紀写真甲野陽紀先生の浜松講習会を8月9日(日)に開催いたします。

午前の部 甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ
10:30ー12:00

午後の部◆ 甲野陽紀研究講座
13:30ー15:30


<<甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ>>

【テーマ】
「日常生活で自分の身体とコミュニケーションをとるためのアイディア」

自粛生活のなか、ひとりで外を散歩したり、走ったりする機会もあったのではないでしょうか。室内で身体を動かす工夫をされていた方もいたと思います。

運動をすることは大切なことですが、ひとりで身体を動かすときにも、工夫をしてみるともっと快適に動けることがあります。

また、現在の社会状況では家族以外の方との接触も難しい状況が続いています。

ワークショップでは身体の末端を動かすことをしたり、言葉で変わる身体感覚なども取り入れつつ、家族と一緒にできる簡単な運動や遊び感覚の動きも紹介したいと思っています。

お子さん連れでの参加も歓迎です。皆さまのご参加をお待ちしております。


<<甲野陽紀研究講座>>

【テーマ】「目的の明確さが動きの精度を向上させる」

2020後期は頭と体の関係性を動きながら体感していくことをテーマにして進めます。

新しく研究を進めた言葉と身体の関係や、“意識をする”と“注意を向ける”ことの違いは以前にも紹介しましたが、それぞれの連携についても研究が進んだことがあるので紹介します。

後半は肩と腰の動きの関係性についての内容を予定していますが、ご参加いただいた皆さまの流れをみて、ご質問を受ける時間をつくるなど、より良い展開にしていきたいと思っています。

研究講座とはなっていますが、どなたでもわかりやすい内容になっていますので、初めての方でも気軽にお越しいただけます。

半年に一度の機会にぜひご参加ください。

<甲野陽紀先生よりメッセージ>
新型コロナウイルスにより、社会全体の変化が続いています。
感染予防として気をつけることは押さえつつ、身体を動かして体験をしていくことも同時に大切な時期だと感じています。

2020年後期の浜松講習会では、2講座に分けてそれぞれの定員を少なくして行います。

午前の部は、おひとりでも家族や親子でもすぐにできる身体の動きを紹介するワークショップ。
午後の部は、私が研究を進めている最新の内容を紹介する研究講座です。

浜松講習会では身体の変化を感じ取るために相手と触れ合うことがあります。
身体を通して体感するためには必要なことのため、ご参加される方はご理解の上お越しください。

常連の方にはまた新しい視点をもっていただく機会として、初めての方にはまずは身体の不思議さや面白さを感じていただくきっかけとしてご参加いただけたらと思います。

講習のはじまりにはテーマに合わせた基本的な話をしてから進めますので、どなたでも無理なくご参加いただけます。

【参加費】
午前の部
大人3,500円
*小中学生1000円割引 高校生500円割引
(未就学児についてはご相談ください)

午後の部
4,000円

*午前・午後と受講される方は500円割引

【定員】各部15名程度

*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。
*定員がある講座ですので、定員に達しましたらキャンセル待ち受付とさせていただきます。
*新型コロナウイルス対応として、手の消毒・会場の換気を行います。詳しい対応についてはお申込みの際にお伝えさせていただきます。

甲野 陽紀 東京都生まれ
高校卒業後、父・甲野善紀の武術指導のアシスタントとして、国内外における各地の講座・講習会に同行。父と共同あるいは単独で有効な身体操作法を案出する。
2007年より単独での講師として各地に招かれ、武術を基盤としながらも独自の視点による身体技法を展開する。日常動作、スポーツ、介護、楽器奏法など幅広いジャンルとのつながりを通して、人の身体の持つ不思議さ・面白さに興味を持ち、武術だけにとどまらない身体感覚について日々探求している。

朝日カルチャーセンター新宿・湘南・横浜・千葉、よみうりカルチャー自由が丘、塩尻市民カルチャーなどのカルチャーセンターで講師を務めながら、 東京都内でも定期的な講座を開いている。
その他にも全国各地の団体などからの依頼による講習会や研修会の講師も務め、そのジャンルは多岐におよぶ。教育(東京医科歯科大学、防衛大学校、都立新宿山吹高校ほか)、スポーツ(長野体育センター、三洋電機ラグビーチームほか)、介護(国立リハビリセンター、千葉大学医学部、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会ほか)その他(中央労働災害防止協会、広島県福山市)など。

著書『身体は「わたし」を映す間鏡である』(2018 和器出版)
共著『驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』(2014山と渓谷社)
共著『不思議なほど日常生活が楽になる 身体の使い方』(2016 山と渓谷社)
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