9月21日(土)守伸二郎先生の和稽古講座

終了しました

9月21日(土)守伸二郎先生の和稽古講座
テーマ「指先、つま先と姿勢と呼吸」

守先生の笑いたっぷりの楽しいお話とともに茶道や和服など和の所作や古武術の動きを通じて、日常生活からスポーツや介護など様々なシーンで身体の使い方や問題を見直し、改善するポイントやきっかけを学んでいきます。

長年過ごしてきた豊かな和の身体感覚を取り戻しましょう!
初めての方から経験者まで、どなたでもご参加いただける講座です。
お申し込みは下にあるお申し込みフォームに入力し送信してください。

*連続の講座ではありませんので、初めての方でも気軽にご参加いただけます。
*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。
*定員がありますので、定員に達しましたらキャンセル待ち受付とさせていただきます。

〜守先生からのメッセージ〜
危険な暑さというニュースが連日伝えられる猛暑の日本ですが、すでに温帯ではなく亜熱帯と化していますね。
9月の和稽古は引続き呼吸と姿勢をメインテーマに、他に指先やつま先と身体の全体との関係に目を向けて研究したいと思います。
「三千世界一度に開く蓮の花」とは合気道開祖の植芝盛平翁の手の内の口伝です。
手の使い方、指先の使い方と気持ちの向け方で身体の在り様や呼吸のしやすさが不思議と変わっていく体験を通して、末端と全体との関係性を研究してゆきたいと思います。
まだまだ残暑が厳しい折かと思いますが、是非皆様のご参加を心よりお待ちいたしておりますね。

守伸二郎守さん
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。

 

8月4日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会

終了しました
8月4日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会(2024年後期)

 

甲野陽紀写真甲野陽紀研究講座◆
10:15ー12:15

甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ◆ 
13:15ー15:30

 

〜甲野陽紀先生からのメッセージ〜

2024年後期の浜松は午前・午後の2コマ開催です。

いつもは前半をワークショップ、後半を研究講座としていましたが、今回は順序を反対にして私の最新の研究を紹介する研究講座から始まります。そして、後半のワークショップは大人の運動会とまではいきませんが、走ったり投げたり担いだりと身体をいろいろと動かす内容になります。

運動会ときくと身体を動かすことに抵抗のある方、大変そう…と思いがちかもしれませんが無理なく体験していただけますのでぜひ楽しみにご参加ください。

研究講座も誰でも体感できるわかりやすい内容ですので初めての方でも2コマ連続受講をお勧めしています。

講習では身体の変化を感じ取るために二人一組になって進めていきます。

初めての方には身体の不思議さや面白さを感じていただくきっかけとして、常連の方には常に新しい視点をもっていただく機会として、毎回テーマを変えて講習をしています。

各講座の始まりには、テーマに関連のある基本的な話をしてから進めますので、どなたでも無理なくご参加いただけます。

 

甲野陽紀研究講座 10:15~12:15

「言葉と身体のつながり〜つなぐ言葉、はずす言葉〜」

言葉と身体の関係性はこれまでも紹介してきましたが、今回は「とめる」「戻る」「外れる」など、ほかにも新しい言葉の効用について紹介していきます。

ただ言葉にしてみるだけで身体の変化が現れることは、頭では追いつかずとも納得してしまうことがあります。

身体の動きの質の変化はもちろんですが、心理面においても大きな助けになる要素も詰まっています。

言葉による自身の新しい身体感覚の体験を楽しんでみてください。

研究講座での内容は日常動作から人間関係まで幅広く応用できる内容ですので、ぜひ午後のワークショップとセットで受講されることをオススメします。

時間の許す限り質疑応答の時間もつくりたいと思っています。

 

甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ 13:15~15:30

「運動会風の動きで再発見する身体のおもしろさ」

今回のワークショップは運動会風という表現ですが、勝敗を決めるわけでもなく、全力を出して疲労困憊になる内容でもありません。
言い換えればふだんの日常生活ではなかなかでてこないテーマをモチーフにして身体の面白さや不思議さを体験をしてみる時間です。

ふだん、走る、歩くという日常動作は身体のどこから動いているでしょうか。
足は出すことを気にしているか、軸足を気にしているか、それとも…
動きやすさは人によっても変わってきますが、いずれも身体への注意の向けるところを明確にすることで力みなく動けるようになってきます。

ほかにも投げる動きを探求するときには、ボールを投げるのではなく、昔ながらに遊んでいた懐かしいアイテムを使いながら投げる以前の身体の在り方について探求していきます。
投げる以外の動きを導くためにもとっても役に立つアイテムが登場します。

ひとりではなく、複数人でチームを組んで動くこともやってみます。
同調効果を活かしながら任意で騎馬戦風の動きや肩車にも挑戦してみたいと思っています。

そのほかにも時間の許す限りいろんなことをやっていきたいと思いますが、ぜひ自分の運動経験値などは気にせず、苦手な動きがあれば無理をせず自分のできる範囲でやってもらいますので、少しでも興味が動けばぜひご参加ください。

運動会風でありながら、どこか日常動作にも活用できるヒントもたくさん入っています。
一動作一注意という基本をもとに身体を通して自分を再発見していくワークショップです。
ご関心を持たれた方はぜひこの機会にお越しください。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

甲野陽紀写真甲野 陽紀 東京都生まれ

高校卒業後、父・甲野善紀の武術指導のアシスタントとして、国内外における各地の講座・講習会に同行。父と共同あるいは単独で有効な身体操作法を案出する。
2007年より単独での講師として各地に招かれ、武術を基盤としながらも独自の視点による身体技法を展開する。日常動作、スポーツ、介護、楽器奏法など幅広いジャンルとのつながりを通して、人の身体の持つ不思議さ・面白さに興味を持ち、武術だけにとどまらない身体感覚について日々探求している。

朝日カルチャーセンター新宿・千葉、よみうりカルチャー自由が丘などのカルチャーセンターで講師を務めながら、 東京都内でも定期的な講座を開いている。
その他にも全国各地の団体などからの依頼による講習会や研修会の講師も務め、そのジャンルは多岐におよぶ。教育(東京医科歯科大学、防衛大学校、都立新宿山吹高校ほか)、スポーツ(長野体育センター、三洋電機ラグビーチームほか)、介護(国立リハビリセンター、千葉大学医学部、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会ほか)その他(中央労働災害防止協会、広島県福山市)など。

著書『身体は「わたし」を映す間鏡である』(2018 和器出版)
共著『驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』(2014山と渓谷社)
共著『不思議なほど日常生活が楽になる 身体の使い方』(2016 山と渓谷社)

公式HP