1月18日(土)守伸二郎先生の和稽古(2020)

1月18日(土)*終了いたしました。
【守伸二郎先生の浜松和稽古新春スペシャル古武術編】

韓氏意拳の中級教練でもあり、呉服屋の4代目でもあり、茶道裏千家講師でもあり、武術研究家甲野善紀氏から「大変なアイデアマン!どちらが教えてもらっているか分からない! 日本の宝!」とまで言わしめる守伸二郎先生。

現代の気持ちばかりが先走って置いてけぼりになってしまいがちな私たちの身体。様々なエビデンスに基づく健康法が提唱される今日ですが、情報の多さにどれを選択すれば良いかストレスにも感じることも出ています。日本という文化圏の中で培ってきた文化的身体を振り返りシンプルに私たちの身体を見直しましょう!

今回は特別に【古武術編】を開催します。
「古武術」という名前でちょっと硬く難しい印象をお持ちになるかもしれませんが、武術やスポーツなどの経験がなくても問題ありません。参加される方に合わせて楽しくご指導いただける守先生ですのでご心配なく!女性でも男性でもどなたでもご参加できます。
とりわけ今回松聲館(武術家の甲野善紀先生)が長年独自でまとめられた杖の使い方の一部も教えていただけるようです。

季節柄運動不足が気になる時期です。お正月でちょっぴりお腹回りが気になる…なんていう方、新年でこれまでと違った体験をしてみたい方などなど、広い空間で一緒に楽しく体を動かしてみませんか?

武道具の杖、もしくは4尺前後(120㎝~128㎝)太さ2~3㎝の丸棒をお持ちください。丸棒はホームセンターなどで購入できます。長さはカットしてもらってください。お持ちでない方は貸出用もございますので、ご心配なくご参加ください。

*連続の講座ではありませんので、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
*動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。年齢、性別は関係なくご参加いただけます。

<守先生からのメッセージ>
2020年の和稽古第一弾は『浜松和稽古新春スペシャル古武術編』と称しまして、何時もより広い会場で剣や杖などの武器などの道具を使った稽古を中心に行いたいと思います(^-^)b。
道具を使う稽古の利点は、直の身体に客観性とプラスできることです。対人稽古に比べ刀や杖などを通じて自身の動きを落ち着いて見やすいので独りで行う稽古としても最適です。特に松聲館の杖術は、どの流派の影響も受けておらず初心者の方にも最適な動きを学ぶことが出来ます。是非共に研究いたしましょう\(^O^)/。

守さん守伸二郎先生(香川県生まれ)
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。

■日時 1月18日(土)19:15〜21:15
■参加費 3000円 当日会場にてお支払いください

 

2月2日甲野陽紀先生の浜松講習会(2020年前期)

甲野陽紀先生の浜松講習会(2020年前期)甲野陽紀写真
【間を通して変わる身体の読み込み】*終了いたしました。

2020年2月2日(日)に甲野陽紀先生の浜松講習会を開催します。
これまで年に1回の開催でしたが、2020年より年に2回の開催となりますので、少しでもたくさんの方に陽紀先生の身体探求ワールドを堪能していただけたらと思います。

激しい運動などありませんので、身体を動かすのが苦手な方でもどうぞ気軽にご参加ください。

<甲野陽紀先生よりメッセージ>
今年から浜松では年に2回のペースで開催することになりました。
今までよりも間隔が狭くなったことで、日々私が東京にて研究している内容をお伝えできる機会が増えます。
浜松講習会も身体の動きやすさを通して自分自身の動きや考え方をいま一度再認識する場でありたいと思っています。
そのためには様々な体験を通じて身体について考えてもらう機会になればと思い、毎回テーマ変えていきます。
常連の方は毎回違う視点を楽しんでいただき、初めての方は講座のはじまりに基本的な話をしてから進めますので、いつでもお気軽にご参加いただけます。

2020年前期は、リクエストも多く、2019年のときに時間が足りず紹介してきれなかった「間」を再びメインテーマにして行います。
動く前の前提を変えることで、同じ動作に見えることでも結果がまるで変わってくることを身体とコトバの関係からも迫っていきます。
私の著書(『身体は「わたし」を映す間鏡である』(和器出版))のタイトルの中にもあります「間鏡」についても鏡を使って不思議な体験をご紹介します。
後半は四肢の末端の関係性の違いによる動きの相性について紹介する予定ですが、ご参加いただいたみなさんの流れをみてより良い展開にしていきたいと思っています。

みなさまのご参加をお待ちしています。

【日時】2月2日(日)
13:30ー17:00 *受付13:15ー
(途中休憩、Q&A時間を含みます)

【参加費】6,000円

【定員】20名程度

*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。
*定員がある講座ですので、定員に達しましたらキャンセル待ち受付とさせていただきます。

甲野 陽紀 東京都生まれ間鏡
高校卒業後、父・甲野善紀の武術指導のアシスタントとして、国内外における各地の講座・講習会に同行。父と共同あるいは単独で有効な身体操作法を案出する。
2007年より単独での講師として各地に招かれ、武術を基盤としながらも独自の視点による身体技法を展開する。日常動作、スポーツ、介護、楽器奏法など幅広いジャンルとのつながりを通して、人の身体の持つ不思議さ・面白さに興味を持ち、武術だけにとどまらない身体感覚について日々探求している。
朝日カルチャーセンター新宿・湘南・横浜・千葉、よみうりカルチャー自由が丘、ヨークカルチャーセンター長野などのカルチャーセンターで講師を務めながら、 東京都内でも定期的な講座を開いている。
その他にも全国各地の団体などからの依頼による講習会や研修会の講師も務め、そのジャンルは多岐におよぶ。教育(東京医科歯科大学、防衛大学校、都立新宿山吹高校ほか)、スポーツ(長野体育センター、三洋電機ラグビーチームほか)、介護(国立リハビリセンター、千葉大学医学部、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会ほか)その他(中央労働災害防止協会、広島県福山市)など。

共著『驚くほど日常生活が楽になる 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』(2014山と渓谷社)
共著『不思議なほど日常生活が楽になる 身体の使い方』(2016 山と渓谷社)
著書『身体は「わたし」を映す間鏡である』(2019 和器出版)

甲野陽紀公式ホームページ