9月18日(土)守伸二郎先生の和稽古講座(2021)

*終了しました
9月18日(土)守伸二郎先生の和稽古講座

《テーマ》『押してだめなら引いてみな、それでも駄目なら押しながら引いてみな』

守先生の楽しいお話とともに実際に簡単な動きを体験することで、日常生活からスポーツや介護など様々なシーンで身体の使い方や問題を見直し、改善するポイントやきっかけを学んでいただけます。
長年過ごしてきた豊かな和の身体感覚を取り戻しましょう!

性別、年齢関係なく、初めての方から経験者まで、どなたでもご参加いただける講座です。
感染予防のため定員が少なくなっておりますので、ご参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。

*連続の講座ではありませんので、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。会場は和室です。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。年齢、性別は関係なくご参加いただけます。

〜守先生よりメッセージ〜

皆さん暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
コロナも第5波の流行と言われ息苦しい毎日ですね。
こんな時は身体と心を動きを通して見直してみてはいかがでしょう?
新たな発見があるかもです(^_-)-☆。

次回の浜松和稽古の内容ですが古武術で言うところの『浮き』といった状態は沈み方向の安定と上方向の浮き(動きやすさ)とが破綻なく両立している事ですが、頭で考えるとどうしても二律背反的で出来るとは思えなくなります。ただ身体はそれが同時に最適化して起こっていることこそ本来の状態なのです。
甲野善紀先生のおっしゃる「矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱う」を身体はもともと行っているのです。意識で行う事そのものが身体本来の動きを妨げているのです。

次回はそこに焦点をあてて皆さんと、意識での関わりを最小限にして如何に身体に任せた効率の良い動きをするかを研究できればと思っています。
皆さんのご参加を心よりお待ち申し上げておりますね♪

 

守伸二郎守さん
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。
時間と場所が変更になっています。
■日時 9月18日(土)18:30〜20:00
■受講費 3000円 (当日会場にてお支払いください)

8月8日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会(2021年後期)

8月8日(日)甲野陽紀先生の浜松講習会(2021年後期)*終了しました

 

甲野陽紀写真甲野陽紀先生の浜松講習会を8月8日(日)に開催いたします。

午前の部 甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ
10:00ー12:00 *キャンセル待ち受付中
午後の部◆ 甲野陽紀研究講座
13:30ー15:30 *キャンセル待ち受付中

■参加費:
「午前の部」4,000円
「午後の部」4,000円
*「午前の部」と「午後の部」の2コマ受講は7,500円

■会場 浜松市内 畳会場
駐車場あり
浜松駅よりバス15分(毎10分ごとにバスあり) バス停すぐ
※ 会場についてはお申し込み時にお伝えします。

定員 各部15名程度

*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。
*定員がある講座ですので、定員に達しましたらキャンセル待ち受付とさせていただきます。

<甲野陽紀先生よりメッセージ>

2021年後期の浜松は2講座に分けて行います。

前半は日常にすぐに活かせる身体の動きを紹介するワークショップ。
後半は私が研究を進めている最新の内容を紹介する研究講座です。

浜松講習会では身体の変化を感じ取るために相手と触れ合うことがあります。
身体を通して体感するためには必要なことのため、ご参加される方はご理解の上お越しください。

常連の方にはまた新しい視点をもっていただく機会として、初めての方には身体の不思議さや面白さを感じていただくきっかけとしてご参加いただけたらと思います。

毎回テーマを変えて講習をしていますが、まず始めにテーマに合わせた基本的な話をしてから進めますので、どなたでも無理なくご参加いただけます。


午前の部◆10:00ー12:00 *キャンセル待ち受付中

<<甲野陽紀の身体で学ぶワークショップ>>

「日常生活を快適にするための身体への任せ方〜身体を支える発想を変えてみる〜」

腰で支えると身体の安定感が増す。

低重心や低姿勢の安定感などでも腰の活用は大事な役割のひとつです。

立つことや、歩くとき、重いものを持つときなどの日常動作の中でも腰が役立つ場面はたくさんあります。

様々に役立つ腰には相方のように一緒に支え役を担ってくれるとより効果を発揮してくれるところがあります。それが肘です。

今回は肘と腰の関係性から身体の安定感を体感してもらい、さらに足裏の支え方をちょっと工夫してみることで抜群に身体がしっかりすることをご紹介します。

時間があれば質問を受ける時間もつくれたらと思っています。

日々の生活の中でも心がけられる要素もたくさんありますので、ご関心を持たれた方はぜひお越しください。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

午後の部◆ 13:30ー15:30 *キャンセル待ち受付中

<<甲野陽紀研究講座>>

「呼吸の研究〜吐くと吸うとその間〜」

2020年後期の研究講座は、私なりに研究を進めてきた呼吸をテーマに取り上げます。

スポーツや瞑想、ボディワークなどでも呼吸については取り上げられますが、吐くことと吸うことの動きとの相性は人によって違うところがあるのではないかと考えています。

注意の向け方によって変わる身体の状態を様々な動きを通して体験していきます。

ご参加いただいた皆さまの流れをみて、ご質問を受ける時間もつくりながらより良い展開にしていきたいと思っています。

研究講座となっていますが、どなたでもわかりやすい内容になっていますので、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。

 

甲野 陽紀 東京都生まれ

甲野 陽紀 東京都生まれ
高校卒業後、父・甲野善紀の武術指導のアシスタントとして、国内外における各地の講座・講習会に同行。父と共同あるいは単独で有効な身体操作法を案出する。
2007年より単独での講師として各地に招かれ、武術を基盤としながらも独自の視点による身体技法を展開する。日常動作、スポーツ、介護、楽器奏法など幅広いジャンルとのつながりを通して、人の身体の持つ不思議さ・面白さに興味を持ち、武術だけにとどまらない身体感覚について日々探求している。

朝日カルチャーセンター新宿・千葉、よみうりカルチャー自由が丘などのカルチャーセンターで講師を務めながら、 東京都内でも定期的な講座を開いている。
その他にも全国各地の団体などからの依頼による講習会や研修会の講師も務め、そのジャンルは多岐におよぶ。教育(東京医科歯科大学、防衛大学校、都立新宿山吹高校ほか)、スポーツ(長野体育センター、三洋電機ラグビーチームほか)、介護(国立リハビリセンター、千葉大学医学部、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会ほか)その他(中央労働災害防止協会、広島県福山市)など。

著書『身体は「わたし」を映す間鏡である』(2018 和器出版)
共著『驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』(2014山と渓谷社)
共著『不思議なほど日常生活が楽になる 身体の使い方』(2016 山と渓谷社)
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