5月20(土)守伸二郎先生の和稽古講座〜お茶編〜

*終了しました
5月20日(土)守伸二郎先生の和稽古講座  〜お茶編〜

守先生の笑いたっぷりの楽しいお話とともに茶道や和服など和の所作や古武術の動きを通じて、日常生活からスポーツや介護など様々なシーンで身体の使い方や問題を見直し、改善するポイントやきっかけを学んでいきます。

今回は特別に茶道裏千家講師でもいらっしゃる守伸二郎先生による、お茶の所作を通して和の身体を皆さんと体験できる貴重な和稽古〜お茶編〜を開催いたします。

茶道経験は関係なくどなたでもご参加いただけます。
長年過ごしてきた豊かな和の身体感覚を取り戻しましょう!

 

「もうすぐ八十八夜、お茶を楽しみませんか?ついでに日本人の身体も(^_-)-☆」
夏も近づく八十八夜ー♪新茶の季節です(^o^)b。
ということで次回の和稽古はお茶の稽古をやってみたいと思います。
と言っても難しいことをするのではなく、初心者が行う割り稽古をしたいと思います。
割り稽古とは茶道の所作の流れをパートに分けて練習するものです。
現代だとなんのためにするのか分からないような動作も、
着物を日常的に着ていた事を前提で考えた時、最も合理的で最速の動きであることがわかります。
もちろん身体の構造にとっても整体性があり、とても適っている動きです♪
お茶を通じて日本人の身体性を皆さんと考えていけたらと思います。
もちろん未経験の方でも大丈夫です(^o^)。
あっ、お茶を点てて飲んでいただくという体験もしますのでお楽しみに(^_-)-☆。
もちろんお茶菓子も出ますよ(^o^)b
守 伸二郎

守伸二郎守さん
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。

 

 

3月18日(土)守伸二郎先生の和稽古講座

3月18日(土)守伸二郎先生の和稽古講座  *終了しました
《テーマ》『幸せなら歯をたたこう♪』

守先生の笑いたっぷりの楽しいお話とともに茶道や和服など和の所作や古武術の動きを通じて、日常生活からスポーツや介護など様々なシーンで身体の使い方や問題を見直し、改善するポイントやきっかけを学んでいきます。

長年過ごしてきた豊かな和の身体感覚を取り戻しましょう!

初めての方から経験者まで、どなたでもご参加いただける講座です。

*連続の講座ではありませんので、初めての方でも気軽にご参加いただけます。
*激しい動きはありませんが、動き易い格好でおいでください。
*武術やスポーツなど経験がなくても大丈夫です。

 

 ー守先生からのメッセージー
1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去るという言葉があるようにあっという間に2月も中旬となりましたね。3月の年度末が近づくと色々多忙になったり、変化が大きくなったりでお疲れ気味になることも多いかと思います。
ですので次回の和稽古は導引術を中心に身体を養生していこうと思います。

ご存知ない方もおられるでしょうから導引術について少し説明を(^o^)b
導引術とは古代中国において不老長生を目指す、食餌、辟穀、房事、行気、存思など複数ある道術(仙人になる法)の練丹法、内丹術、養生術の一つであり『史記』の中にも「導引」という言葉が使われています。身体の気の充実と滞りのない巡りを追求するための方法でした。
「導引術」の中には「導引」「按摩」「按蹻」ものがあります。
「導引」はその語が示す如く「気を導き引き入れる」と云う意味で、具体的な方法として四肢全体や部位を動かすこと、現代風に言うとストレッチや叩くことなどです。
特に日本の導引で特徴的に多いのが唾液(津液)を飲むこと、歯をたたく事、髪を梳ることが特に共通して多いようです。
「按摩」は「おさえる」「なでる」「うつ」「もむ」などです。
「按蹻」は「足を上げる」「かかとを上げる」「爪先立つ」などで日本の導引術ではほどんど見かけません。
そこに運気論の陰陽理論が加わり、零時から正午までの陽の時間に行うものや、正午から零時までの陰の時間に行うものがあったり、行う回数も陰の6回から陽の9回、およびその倍数の回数を行ったりすることがあります。
導引術は歩行とともに、気の巡りのための「身体の動かし方」と深く関わって来たので、18世紀以降の近世日本では、さらに家業、武術、舞踊、朗誦も気を巡らす方法として捉えられて来たようです。
今回は着物を着た茶道をベースにした日本の歩行を考え、また日本の導引の特徴である髪を梳る、歯を叩く、津液を飲む事を中心として導引術を皆さんと研究して行きたいと思います。
皆さんのご参加をお待ちいたしておりますね

 

守 伸二郎

守伸二郎守さん
1991年武術研究者甲野善紀氏と出逢い松聲館に入門、十数年師事する。
甲野氏の術理を研究するため「香川稽古研究会」を有志と設立。2003年より韓氏意拳に出逢い、2005年4月に韓競辰に拝師。
呉服屋四代目として家業を営みながら、日本韓氏意拳学会の公認分館における指導活動やカルチャーセンター等で古武術からの身体運用講座などの講師を務める。
また、武術家の甲野善紀氏、思想家の内田樹氏、独立研究者森田真生氏、古代技術・民族楽器研究者関根秀樹氏、バランストレーナー小関勲氏、行動分析学や思 考場療法などの心理学、アプライドキネシオロジーやマフェトン理論など各方面のスペシャリストを招き香川で講演会などを企画しているイベンターでもある。